土用の丑の日「うなぎ」 |
うなぎを食べる習慣についての由来は、江戸の発明家、平賀源内が発案したという説があります。
あるうなぎ屋が、夏に売れないうなぎを何とか売るため平賀源内の所に相談に行きました。源内は、「本日丑の日」と書いて店先に貼るように指示しました。すると、そのうなぎ屋は大変繁盛した。その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したという。丑の日と書か れた貼り紙が効力を奏した理由は諸説あり定かではないが、一説によれば「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という風習があったとされているようです。
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<うなぎのヒミツ> |
うなぎにはビタミンA・B群が豊富に含まれているため、夏バテ、食欲減退防止の効果が期待できる。ただ、鰻の旬は冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味がおちる。 |
<スーパーで買って来た蒲焼きをおいしく温め直す方法> |
(1)フライパンにうなぎ蒲焼を入れお酒を少々振りかけてふたをし て暖めます。
(2)(1)にうなぎのタレを入れ、さらにふたをして中火で蒸し焼きにする。 |
土用の丑の日「うなぎ」レシピ |
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「うなぎの刻みどんぶり」 |
材料(二人分)
うなぎの蒲焼き(タレ付き)…2尾 ごはん…………………2合分
みつ葉…………………1/3束 小ねぎ…………………2〜3本
だし汁……………2〜3カップ 刻みのり…………………適量
練りわさび………………適量 山椒………………………適量 |
作り方 |
(1)みつ葉は3cm長さに、小ねぎは小口切りにする。
(2)うなぎの蒲焼きは皮目を下にしてフライパンに入れ、
中火で皮がカリッとするまで焼く。
(3)ごはんに蒲焼きのタレを加えて混ぜ合わせ、おひつに
入れる。(2)のうなぎを1.5cm幅に切ってごはんの
上にのせ、山椒をかける。 |
◎美味しい食べ方◎ |
一杯目は普通にいただき、二杯目はみつ葉・小ねぎ・刻みのりやわ さびをのせ、温かいだし汁をかけていただきましょう。 |
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「うなぎと豆腐の卵とじ」 |
材料(二人分)
うなぎ(蒲焼き)…1尾 木綿豆腐………………1丁
片栗粉………………適量 卵………………………2個
A酒………………………………大さじ1
Aしょうゆ………………………大さじ1
A砂糖……………………………小さじ1
A鶏ガラスープの素……………少々
サラダ油………………大さじ1 長ねぎ……………………10cm
青ねぎ…………………3本
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作り方 |
(1)木綿豆腐はペーパータオルで水けをよく拭き取る。
横半分に切り、さらに厚さを3等分にして片栗粉を
薄くまぶす。うなぎは4等分に切る。耐熱皿に木綿
豆腐、うなぎ、木綿豆腐の順に層になるように重ね、
ラップをふんわりかけて電子レンジで約10分加熱する。
(2)卵を割りほぐし、Aを加えて混ぜ合わせる。サラダ油を
熱したフライパンに回し入れ、半熟状態になったら
火を止める。
(3)長ねぎは白髪ねぎに、青ねぎは小口切りにする。
(1)をのせて白髪ねぎと青ねぎを添える。 |
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※情報は2010年以前の物となります。予めご了承下さい。 |
アドバイス:おいしeレシピ制作委員会 管理栄養士 大石/栄養士 井上 |