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おひなまつりは家族そろっておうちでお祝いをしましょう。

 ひなまつりはその昔、3月上旬の巳の日に災いを人形に移して厄ばらいする「上巳節(じょうしせつ)」として行われていた行事と、京の貴族階級の女の子が、天皇の御所をまねした御殿、飾り付けや人形を使っておままごととして遊んでいた「ひいな遊び」が結びつき、3月3日にひな人形を飾って女の子の健やかな成長を願う「ひなまつり」に発展しました。江戸幕府によって定められた五節句のひとつで、「上巳(じょうし)の節句」といい、ちょうど桃の季節であったことや、桃には邪気払いの力があると信じられていたことから、「桃の節句」ともいいます。

おひなまつりと「蛤(はまぐり)」
 はまぐりは対になっている貝殻で出来ており、決して他のはまぐりの 貝殻とはぴったりと合わないと言う所から、仲の良い夫婦の象徴として、 また、一夫一妻の教えとして食べられるようになりました。 はまぐりの旬が『3月3日』頃からということも由来に関係しているのかもしれませんね。
◎はまぐりの栄養
 低脂肪でコレステロールが少ないのが特徴です。また、血圧やコレステロールを下げ、肝機能を高め解毒作用を促進 する働きのあるタウリンを含んでおり、生活習慣病の予防に効果があると言われます。
 また、粘膜を保護するビタミンB2、ヘモグロビンを増加させ貧血の予防になるビタミンB12や鉄、骨や歯の発育を促進させ骨粗鬆症の 予防になるカルシウム、味覚障害を予防する亜鉛なども多く含んでいる。 貧血予防、肥満防止、生活習慣病対策、免疫力アップに、はまぐりは最適な食材と いえます。
 はまぐりのすまし汁などにする場合は、汁にたっぷりと栄養分も出ているので、汁まで残さず飲むと良いでしょう。

<お子様と一緒につくろう『お寿司ケーキ』>(大人2人)

米………………………1合半
寿司酢(市販品) …1/4カップ
卵…………………………1個
むきえび…………………6尾

きゅうり(スライス) …1/4本分
ツナ(缶詰) ………………30g
ミニトマト(1/4等分) …2個分
マヨネーズ………………適量

(1) 米は少しかために炊き上げ、寿司酢を混ぜ合わせて冷ます。卵は炒り卵にする。
(2) 茹でておいたむきえびと炒り卵をケーキ型に敷き詰め、寿司飯の1/3量を上から詰める。さらに炒り卵を敷き詰め、マヨネーズを全体にかけて寿司飯の1/3量を重ねる。きゅうりと油をきったツナを敷き詰めてマヨネーズを全体にかけ、残りの寿司飯を平らに敷き詰める。
(3) 全体を上から押して皿に返し、ミニトマトを飾って切り分けていただく。
※情報は2010年以前のものになります。あらかじめご了承下さい。

参考文献:「Q&A季節の食育(著:服部津貴子)岩崎書店 」
「21世紀こども百科 食べもの館 小学館」   
アドバイス:おいしeレシピ制作委員会 管理栄養士 大石/栄養士 井上