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ちいさな食育講座 好き嫌い (4)「にんじん」 |
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今回は「好き嫌い」の第4回目「にんじん」についてご紹介致します。 にんじんの種類は大きくわけて「アジア型」と「ヨーロッパ型」にわかれます。アジア系のにんじんは根が長く、赤色系が多くて、柔らかいのが特徴です。赤みが強いのはトマトと同じリコピンという成分のためで、にんじん臭が少なく風味は良いです。煮ものやなますに向いています。しかし、長根で収穫しにくいという欠点があり、扱いやすいヨーロッパ型に次第に追われて、今では収量も品種数も激減しました。 対して、ヨーロッパ型は現在多く出回っています。夏から秋に収穫する寒冷地型と、晩秋から冬に収穫する暖地型に分化しています。長根種もありますが、需要、生産量共に多いのは短根種です。主にオレンジ色で、甘みが豊富です。 |
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<好き嫌い克服『にんじん』> |
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緑黄色野菜の代表とも言えるにんじんは、赤い色素成分βカロテンを多く含むのが特徴です。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜の健康に関わります。 料理のバラエティは幅広く、食卓に彩りを添える万能野菜です。 にんじんは特有の「甘み」味や臭いが嫌われる要因のようです。バターの風味を利かせて、お菓子などの中に入れてしまうと食べ易いでしょう。 また、ふくまれるカロテンは油に溶け易い物質なので油と一緒に調理すると吸収も良くなります。 |
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アドバイス:おいしeレシピ製作委員会 管理栄養士/栄養士 ※情報は2007年以前のものです |
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